Twitterで閲覧数を増やす3つの方法

ツイートが見られた事を意味する、“閲覧数”または“インプレッション数”は、貴社のアカウントの知名度を上げる意味においても、重要な意味を持ちます。ですが閲覧数を増やそうと思っても簡単にはいかないのが、ツイッターの難しいところです。

この記事では、閲覧数を増やすためのポイントとして、“いいね”“リツイート”“ハッシュタグ”について触れていきます。重要なのは「どういったツイートがいいねされやすいのか」という点。これを理解するだけで、特別なスキルを使わなくても閲覧数を増やすことができるので、ぜひ最後までご覧ください。

前提:「して欲しい」と言われると、する気が失せる! 

本題に入る前にお伝えしたい点として、「いいねお願いします」などのフォロワーにアクションを求めるセリフは使わないようにしましょう。そのセリフが、ツイートを見た人から“いいね”や“リツイート”などのアクションを遠ざける事になります。

人の心理として、心理的リアクタンスと呼ばれる効果があります。端的にその意味を表現すると、学生の頃によくある「勉強しろ」と言われると勉強したくなくなる気持ちを指します。人は元来“自分の行動や選択は自分で決めたい”という欲求を持っています。故に、「いいねお願いします」というセリフを見ると、仮にそのツイートにいいねを押した時、あたかも自分の意思ではなく、言われたから“いいね”した様に思えるため、かえっていいねを押したくなくなるのです。

ビジネス系のアカウントにおいて、「フォロー&リツイートで〇〇プレゼント」という企画をよく見かけますが、心理的リアクタンスの意味からするとあまり良いやり方と言えません。例えリツイートが集まっても、見返りなしで”本当のファン”になってくれる方を取りこぼす事になります。

方法1:いいねを押してもらう

主に共感性の高いツイートは“いいね”されやすい

ここから本題に入るとして、最初はツイートに“いいね”をしてもらう事。ツイートにいいねを押してもらえると、押した人のフォロワーにもそのツイートが表示される様になるため、いいねは閲覧数を伸ばす意味でも重要な存在です。

では、果たしてどのようにすれば“いいね”は押して貰えるのか。ポイントとなるのは、共感性というワード。Twitterはコミュニケーションツールとしての意味が強く、自分の好きな物や共感できるツイートに対して、いいねが非常に集まりやすいです。なので、まず考えるべきは、貴社がターゲットとしているユーザーは、どのような物にどんな感情を持っているかを理解する点であると言えます。

ネガティブな感情は抑える

共感できるツイートは、基本的にポジティブとネガティブに分けられます。そして、「こんな良い事が起きた」というポジティブを表現するツイートは良いですが、「疲れた」などというネガティブなツイートは基本的に避けましょう。

“いいね”という言葉の関係上、ネガティブなツイートにはいいねを押しづらく、さらにユーザーの気持ちも暗くさせる為です。また、過激な発言も同様です。どんなヒトが見ているかわからない為、特に企業アカウントであれば人によって受け取り方の変わらない、ポジティブなツイートを心がけましょう。(ただ、「華金」と表現しただけで、「休みがない人もいるんですが」という反応が返ってくる事もあるので、中々難しいところではありますが)

方法2:リツイートしてもらう

主に専門性の高いツイートは“リツイート”されやすい

当然の話ですが、ユーザーにとって “リツイート”は“いいね”に比べてハードルが高いです。リツイートを行うということは、ユーザーにとって主体的にフォロワーへ共有する行為になるからです。特に自己表現をあまりしない日本人にはハードルが高いアクションと言えるでしょう。

上記の理由から、どうでも良い事や単なる自分ごとで済んでしまうツイートは、リツイートされにくいと言えます。しかし、逆を返してみれば、他の人に自慢できる様な知識や役立つ情報は、リツイートしてその情報を拡散しやすいと言えます。例えば、先ほど紹介した心理的リアクタンスの話は多くの人にとって身に覚えのある話であり、かつ知っておけば様々な場面で上手に立ち回れる様になるため、拡散されやすいと言えます。

時期に注目してみる

他にもリツイートされやすいツイートがあります。リアルタイムさはTwitterが持つ一つの特徴であり、それが「有名人の〇〇が結婚した」というような、リアルタイムな話題に関するツイートです。また、他にも季節などに関する悩みは、多くの人にとってあるあるの悩みであるため、“今すぐ役に立つ”情報や商品に関するツイートは、他の人にも共有したいと思って貰える事が多いです。

方法3:ハッシュタグを使う

Twitterを活用する一部のユーザーの中で、“#おは戦”が使われている事をご存知でしょうか。これはとあるユーザーが、朝ご挨拶できる仲間を集める為に考案したもので、このハッシュタグを使っている人同士で交流するために使用されます。

このおは戦に限らず、ユーザー同士が交流するためのハッシュタグは様々な所で活用されています。例えば、東急ハンズには#手羽先ヤメレというファンの中で共通のハッシュタグがあります。なので、トレンドに関するハッシュタグを活用するのも一つの手ですが、他にも貴社特有のハッシュタグを用意し、「情報発信したいときは#〇〇、商品紹介は#〇〇」といった形に使い分けても良いです。

まとめ

今回取り上げた方法は、ツイッターで閲覧数を増やすために非常に重要なポイントです。特に、積極的にいいねを押して貰える様になると、Twitterのアルゴリズムでそのユーザーのタイムラインにどんどん表示されやすくなります。

ぜひこの記事を参考にしてツイッターをご活用していただければ幸いです。

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