TikTokで企業アカウントを運営する時に定めるべき3つのポイント

平均エンゲージメント率が11.83%とSNSの中で最も高く、今もなお成長を続けているのがTikTok。今最もマーケティングに取り入れるべき、SNSであると言えるでしょう。

しかし、仮にTikTokをマーケティングに取り入れるとしたら、どの様に活用するべきなのでしょうか。今回は、TikTokのシステムに触れながら、どの様にアカウントを運営していくべきかについて、ご紹介していきます。

前提:なぜ企業がTikTokアカウントを始めるべきなのか

TikTokとは、15秒から1分ほどの短い動画を投稿するSNSで、動画投稿プラットフォームの一つに当てはまります。そして、同じく動画投稿プラットフォームの中にはYouTubeもありますが、なぜ企業はYouTubeではなくTikTokを始めるべきなのでしょうか。

理由の一つとして、”動画の見つけてもらいやすさ”があります。YouTubeには、既に溢れるほど動画が投稿されており、”投稿したは良いものの再生回数が100を下回る”なんてことがザラにあります。しかし、TikTokには最低でも200回は再生回数が得られるようなシステムになっており、新規参入でも投稿した動画を見つけてもらいやすいのです。

また、拡散能力も高いため、フォロワーが少ない状態でも反応をとりやすいのです。

Point1 TikTokを運営する目的

まず最初は、TikTokを運営する目的を決めるところから始めます。何も目的を決めないと、欲しいユーザーが集まらなかったり、投稿になかなか反応が得られないなど、意味のないアカウント運営になってしまいます。なので、仮にTikTokを始めるとして、何の為に始めるのかを考えていきます。

例えば、見込み客を集める・ブランディングの強化、知名度を上げる為など、目的は様々です。そして、目的によって目的の違いによって、運営や投稿の仕方は大きく変わってきます。知名度を上げるのなら、いわゆる”バズる”のように、ユーザーに楽しんでもらい、広く拡散されやすい投稿を目指す必要があります。また、ブランディングの強化であれば、普段ユーザーからは見えない、仕事へのこだわりを見せる投稿が良いといえます。

目的の違いによって、投稿そのものの方向性も決まってくるため、まずはTikTokを運営する目的を決めましょう。

Point2 届けたいユーザー属性

届けたいユーザー属性とは、簡単にいえばどんな人に投稿を届けたいか、という話です。フリーターや就活生・主婦やシングルマザー、そして料理や車が趣味の人など、人それぞれ違う特徴を持っています。なので、その中からどんな人に投稿を届けたいでしょうか。

基本的にSNSの投稿は、ターゲットを小さく絞れば絞るほど、ターゲットとなるユーザーへの訴求力が上がると言われています。実店舗では十分な利益を確保する為に、ターゲットを広く捉える必要があります。しかし、インターネット上ではSNSを使用するすべてのユーザーがターゲットとなります。なので、出来るだけターゲットを絞ることで、集めたい見込み客を集めやすくする。それが投稿の基本となります。

そして、届けたいユーザー属性を決めることは、このターゲットを絞るという点に繋がります。主婦とシングルマザーでは、環境も状況もお財布事情も、全て異なります。なので、どんな事情を抱えるどんなユーザーに届けるか、それを決めてから投稿を行うことで、より反応の取れる投稿ができる様になるのです。

Point3 ターゲットの年齢層

そして三つ目のターゲットの年齢層は、投稿をする時にウケやすい内容を考えるためのポイントになります。

先ほどの届けたいユーザー属性と少々被ってきますが、ターゲットの年齢層は投稿のネタを考えるのに繋がってきます。例えば、お母さんと娘では、同じ女性でも面白いと思うポイントは違うでしょう。共感性を引き出す投稿を考える時にも、お母さんは”晩御飯の献立”、娘は”友人関係”だったりと、悩みのポイントや定番のあるあるにも違いがあります。

当然の話ではありますが、貴社のSNS担当者の感性が、ターゲットとなるユーザーの感性と同じである保証はありません。なので、年齢層を決めることは、日頃面白いと思えるものや悩みなど、リサーチする時にも非常に役立つといえます。

まとめ

今回は、「TikTokで企業アカウントを運営する時に定めるべき3つのポイント」についてご紹介していきました。特に一つ目のポイントである、運営する目的は非常に重要ですから、時間をかけてもいいところです。「なぜ」と問いかけながら、じっくり考えてみましょう。

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