SNSマーケティングとは?5大SNSを使い分ける3つのポイント

近年、徐々にマーケティングに外せないツールとなっているのが、TwitterやFacebookを始めとするSNS。情報発信による見込み客の集客やブランディングの強化など、様々な効果が期待できます。

しかし、一概にSNSをマーケティングに取り入れると言っても、数多くのアプリが登場している今、どれを使うべきなのでしょうか。今回は、SNSマーケティングに重要な要素に触れながら、SNSを使い分けるポイントについてご紹介していきます。

5大SNSとは?

Twitter・Instagram・Facebook・LINE・TikTok、現在最もユーザーの多いこれらのSNSアプリのことを、総称して5大SNSと呼びます。

それぞれは同じSNSアプリでありながらも、様々な違いがあります。
まずは、中心となるメディアの違い。TwitterやFacebookは文字が中心ですが、Instagramは写真、TikTokはショートムービーによって投稿は構成されています。

次に、ユーザー層の違い。Facebookであれば、比較的男性の中年代のユーザーが多く、対してInstagramなら平均して女性が多いなど、SNS毎にユーザーの層が異なります。なので、ターゲットに対して適したSNSを使っていくことが重要になります。

そして5大SNSの違いについて触れていく中で、次は特に重要なポイントについてご紹介していきます。

1.拡散力

まずSNSマーケティングにおいても、重要なポイントでもあるのが拡散力。投稿した情報が拡散されやすいほど、ユーザーの目にも留まりやすく、見込み客が集めやすくなると言えます。

SNSは、通常の広告やブログに比べて拡散力の違いがありますが、そんなSNSの中でも拡散力の違いがあります。例えば、Twitterは投稿に対してリツイートのみならず、”いいね”や”リプ”を受けるだけでも、拡散されるシステムになっています。対して、InstagramはSNSの中ではあまり拡散力が高い方ではなく、ユーザーが検索する際にヒットするしか、基本的に見つけてもらう方法はありません。

ただし、この拡散力についても貴社の名前が売れていない状態で、SNSのみを活用するのであれば重要だと言えますが、逆に一般的に名前の知られている企業であれば、拡散力は低くてもユーザーの方から集まってもらえるとも言えます。なので、現状に合わせて”拡散力が必要なのか”を考えてみましょう。

2.ジャンルに対する情報発信

続いて、SNSマーケティングにおいて重要なのが、適したユーザーに情報発信をすること。基本的にネットでは、関心を持たない人にアプローチをする事が非常に難しく、いかに関心がある人をかき集めるかが中心となります。

SNSは、ユーザー層とメディアの違いによって、各ジャンルにおいて情報発信に適したSNSが異なります。例えば、ノウハウや知識など、無形である情報を発信する場合は、文字が中心であるTwitterやFacebook。アパレルなど見た目の魅力を伝えたい場合は、InstagramやTikTokの方が優れていると言えます。また、140文字しか書けないTwitterとFacebookを比較しても、ブログに負けない情報量を提供できるのがFacebookであると言えます。

発信する情報のジャンルによって、それが文字・写真のどちらの方が魅力的に表現しやすいか、男性・女性のどの年代が中心になるのかが変わってきます。なので、情報を発信するカテゴリーを基準に、SNSを考えてみましょう。

3.コミュニケーション性

SNSマーケティングにおいて、3つ目に重要なのがコミュニケーション性。なぜコミュニケーション性が重要かというと、集めたフォロワーを見込み客としてファン化させ、紹介する商品を購入してもらえる状態にまで促すのに、必要な性質だからです。

フォロワーが、貴社の紹介する商品を購入するまでには、主に5つのステップがあると言われています。その5ステップの一番上が”ファン化”であり、貴社のファンになってもらうことで初めて商品を購入し、リピートしてくれる事になります。しかし、SNSを含めたネットビジネスでは、このファン化まで持ってくるステップが最も大変で時間のかかるポイントだとも言えます。なぜなら、貴社からフォロワーへ積極的にアプローチできないため、フォロワーから貴社の方へ寄ってくるのを待つしかないからです。

しかし、コミュニケーション性が高ければ、フォロワーから貴社へ、コメントやダイレクトメールなどでコンタクトを取りやすくなります。また同時に、貴社からフォロワーへアプローチすることも容易になります。その代表例が、LINEであると言えるでしょう。

まとめ

今回は、SNSマーケティングに重要な要素として、拡散力・ジャンルに対する情報発信・コミュニケーション性にわけて、SNSを使うポイントをご紹介していきました。

複数のSNSを同時に活用する方もおられますが、慣れないうちはSNS一つ運営するだけでも苦労するでしょう。なので、より効果的に無駄なくSNSを運営する為にも、現状に合わせてどのSNSが欲しい機能を持っているか、じっくりと考えてみましょう。

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