SNSを使い分けるポイントとは?それぞれの特徴から最適な使い道をご紹介

スマホが普及し、多くの方がSNSを利用する様になった現代。マーケティングにおいても欠かすことのできないのがSNSですが、一口にSNSと言ってもその種類や特徴は様々。得意不得意が明確に分かれており、目的に合わせて使い分けるべきなのですが、どの様に使い分けるべきなのでしょうか。

今回は、それぞれのSNSの特徴に合わせて、使い分けるポイントについてご紹介していきます。

中心となる媒体による違い

まずは一番わかりやすい、SNSにおいて中心となる媒体から。大きく分けて文字・写真・動画に分ける事が出来ますが、それぞれの特徴について、代表的なSNSに触れながらご紹介します。

Twitterを始めとする文字媒体

文字が中心のSNSといえば、TwitterやFacebookでしょう。文字媒体の特徴は、なんと言ってもその投稿の手軽さ。写真や動画を使う場合は、事前にその素材を用意しないといけませんが、Twitterなら思いついたその場で投稿する事が出来ます。

また、文字が中心となるため、視覚的にはわかりにくい無形物(情報)について投稿しやすい傾向にあります。

Instagramを始めとする写真媒体

Instagramの特徴といえば、なんと言ってもその視覚的なイメージの伝えやすさ。属人性や線などを意識した、写真の撮り方を工夫する事で、直感的な商品の魅力を伝える事が出来ます。

写真を使った商品のアピールなので、やはり無形物よりはアパレルやアイテムの紹介に強みがあります。

TikTokを始めとする動画媒体

最近急激に伸びているTikTok。投稿するための手間が一番かかるものの、最も多くの情報量を提供できるのが動画媒体の特徴。動画冒頭の数秒が最も重要で、動画中盤でも離脱されないようにテンポの良い構成がポイントになります。

視覚的に伝わりやすいアパレルやアイテムの紹介以外にも、音声を含んだ動画を投稿することで、情報などの無形物についての投稿も行えます。

拡散力による違い

SNSでマーケティングを行うとき、拡散力は大きなポイントになるでしょう。検索によってヒットし、アカウントを見つけてもらう機会があれば良いですが、一般的に有名でない企業であるほど、その可能性は期待できません。故に、獲得したフォロワーから投稿が拡散される可能性が高いほど、アカウントとしての知名度は上がりやすくなり、フォロワーも集まりやすくなります。

拡散力の高いTwitter

SNSの中でも、Twitterの拡散力はトップクラスに高いです。というのも、関連するユーザーにおすすめとして表示されたり、貴社の投稿に”いいね”や”リプライ”がされると、それを行った人のフォロワーにも同じ投稿が拡散されるからです。

Twitterではより多くの人と交流すると、それが拡散されるきっかけにも繋がるため、東急ハンズを始めとしたユーザーと積極的に交流を図る企業が多いのも特徴。交流することで、企業についてよく知るきっかけになり、ブランディングの強化を図る事が出来ます。

YouTubeよりもTikTok

動画がメインであるYouTubeは、投稿したのは良いものの、なかなか再生されず登録者も増えないという事態に陥りがち。それに対して、同じく動画媒体なのに最低限の再生回数が保証されているのが、TikTokの特徴。

TikTokのポイントは、システムによっておすすめされた動画が、ユーザーのタイムラインに並ぶこと。このシステムがある為に、どんな動画でも必ず数十回から200回程度の再生回数が保証されています。なので、あとは動画冒頭で興味づけるきっかけを用意し、面白いと思ってもらえる内容を作れるかにあります。

拡散力自体が高いわけではありませんが、フォロワーを増やす機会をくれるのがTikTokです。

拡散力は低いInstagram

TwitterやTikTokに比べて、少々拡散力に欠けるのがInstagram。基本的に他のユーザーへ投稿を共有する機能はなく、検索によってヒットしない限りは中々フォロワーが増えないのが現状です。

しかし、Instagramは地域のカフェを探す時など、特定の場面において検索が有効的に機能する時があります。地域に紐付けしたアカウント運営ができれば、拡散力の低さを補う事が出来ます。

広告を出すなら

”TikTokは10代中心”・”Instagramは女性中心・”Facebookは30代中心”といった様に、多少の年齢や性別の違いがありますが、基本的に大きな違いはありません。(TikTokだけ、偏ってはいますが)

ただし、SNSに広告を出すのであれば、おすすめはFacebook。Facebookでは広告を出すときに、地域や性別・年齢などのターゲティングを細かく決める事が出来ます。そして重要なのは、他のSNSよりもこのターゲティングが有効的に発揮されること。

基本SNSは匿名性が保たれており、ユーザーが事実とは異なる年齢や性別で登録することも多いため、有効的に機能したいことも多いです。しかし、Facebookには”本名での登録が基本”といった、個人情報を公開する前提の風潮があります。それ故に、広告で決めたターゲティングが他のSNSに比べて有効的に発揮されやすいのです。

まとめ

貴社がSNSをマーケティングに取り入れたい理由として、集客やブランディングの強化など、様々な目的があるでしょう。その目的によっても、使うべきSNSが変化したりはしますが、基本的には投稿する内容次第で、使うべきSNSは決まってきます。

また、SNS担当者がSNSの文化に慣れているかどうかによっても、投稿するハードルがそれぞれ違うため、使うべきSNSが変化してきます。なので、今回ご紹介した内容を参考に、ぜひどのSNSを使うかを選んでみてください。

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