Instagramでエンゲージメントを伸ばす効果的な写真のポイント3選

Instagramといえば、やはり重要になってくるのが写真。Twitterとは違い、プロフィールページには各投稿の一枚目の写真しか表示されず、写真の撮り方によってアカウントの世界観が表現される、重要な役割を担っています。

しかし、当然ながら写真が重要なのは分かるけれど、具体的に何をどう意識したら良いのかが気になる所ですよね。どの様に撮れば、インスタで反応の取れる写真になるのか。今回は、そんなインスタで反応を取る為の写真撮影のポイントをご紹介していきます。

参考資料:Instagramでビジネスを変える最強の思考法

この記事を執筆するにあたって、参考にさせていただいた書籍になります。今回の記事は、ここで書かれていた事を一部抜粋しながら、それに筆者の考え方を加えて、効果的な写真撮影のポイントをご紹介していきます。

1.世界観を表現する写真

例えば投稿に興味を持ってくれたユーザーが、”このアカウントは他にどんな事を投稿しているのだろう”と思ってプロフィールに見にきた時、そのプロフィールページで表現される世界観は重要なものになります。

その世界観によって、専門性が高いのか、どんな事を投稿しているのか、自分が興味を持てるアカウントなのかが、最初の数秒によって判断されます。書籍の中で紹介されていた一例としてBEAMSのアカウントを取り上げてみると、この様な写真を投稿されています。

プロフィールページでは投稿の一枚目の写真が横参列に表示される点に注目し、各投稿の1枚目の写真を”人”や”靴”などでテーマを絞り、3つ連続で投稿しているのだとか。また、毎回服や人の写真に限定するのではなく、間に違うテーマの物や背景の写真を入れることで、間伸びしたプロフィールページではなく、上手に世界観を作り上げた専門性の高さを感じるアカウントを作り上げています。

この様なアイディアを活用すれば、例えばテーマ毎のコーデ「トップス・パンツ・シューズ」を、一つの投稿にまとめるのではなく、三つに分けて連続で投稿すると、興味を持ってもらいやすい効果的な写真の使い方ができます。

2.人を感じさせる写真を使う

投稿の一枚目に使う写真には、商品だけを被写体にした写真も良いですが、人の存在を感じる写真も効果的です。

人の存在を感じる写真とは、例えば職人が握った寿司単体を被写体にするのではなく、その寿司に手を伸ばす自分も映り込んだ写真などです。写真の一部に人の体の一部が入っていると、それが唯の物ではなく、自分の生活に取り込んだときのイメージに繋がります。

例えば、店頭に並べられている服とマネキンが着ている服、どちらの方が惹かれるでしょうか。同じ服であれば、おそらく多くの方がマネキンの服に惹かれるでしょう。なぜなら、その服を着た自分の姿を想像できるからです。マネキンが着ている姿を見て、その服を着た時の自分が頭に浮かぶ。そうすることで、よりその商品の魅力を強くアピールできます。

その商品を自分の生活に取り込んだ時、どの様な変化が訪れるのか。その様子がより明確に想像できればできるほど、その人にとっての商品の魅力は高まります。人々がマッサージを受けるのも、凝った自分の体が軽くなる想像ができるから、その想像を求めてサービスを受けます。

なので、投稿の一枚目の写真には、積極的に人が移り込んだ写真を使うと良いです。

3.写真を撮る構図

線に意識を向ける

続いては写真の撮り方に関するポイントです。写真の撮り方には様々な技法があり、例えば三分割法などは有名な技法ですが、個人的に私にとってはなぜそれが良いのか曖昧に感じられ、あまりお勧めしません。

その代わりに、理解しやすく簡単に実践しやすい技法の一つが、線に注目する写真の撮り方です。例えば、水平に伸びる海と空の境界線が映り込んだ写真。手前から奥に向かって伸びる廊下をとった写真。線というのは写真の中で注目しやすい部分なんだとか。なので、この線を活用して写真を撮ることで、建物なら立体感を表現でき、綺麗な写真を撮る事ができます。

アングルを意識する

例えば、料理なら真上から、動物なら真横で同じ目線から。写真を撮るアングルを自由に変えるのも、綺麗で魅力のある写真の撮り方のポイントです。

これは私の推察になりますが、写真というのは、普段私たちが見ている景色とは異なった視点であればあるほど、魅力が出るのではないでしょうか。普段私たちは動物と同じ目線で歩くことはありません。だから、彼らがどんな景色を見ているのかを感じられる、真横からの写真が魅力を感じます。

まとめ

写真の撮り方のポイントとして、影や自然光・料理から出る煙などを活用する”シズル感”というのがあるそうですが、この辺りはカメラの性能や環境にも大きく影響されるもので、中々活用しにくいのではないでしょうか。

しかし、今回ご紹介した人の体が映り込んだ写真・写真の構図は、どんな状況においても活用しやすいポイントでしょう。あとはこれらの写真を活用し、投稿やプロフィールページから世界観を表現して興味を持ってもらう。そうすることで、次第にエンゲージメントを伸ばすきっかけになります。

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