収入を生み出すのに適した”3つのSNS”の使い方

YouTubeで広告収入を得る・LINE公式アカウントに誘導する。すぐに手を付けやすく、費用を掛ける事なく集客・収益化できるSNSは、今やビジネスの中心的な存在となりつつあります。しかし、SNSはそれぞれユーザー層やメディアの違いなどによる、カテゴリーの得意不得意が存在し、適当に考えていると結果に対して無駄に労力をかける事になります。

そこで今回は、SNSを使って効果的に収入を生み出す為に、どのSNSにはどのカテゴリーが適しているのか。それぞれの特徴に触れながら、ご紹介していきます。

情報を売るTwitter

拡散力の高い文字媒体

Twitterはフォローしたアカウントの投稿がタイムラインに表示される他に、他の人がいいね・リツイートした投稿も自分のタイムラインに表示される、拡散力の高いSNSになります。投稿する際は140文字までのテキストを中心に、写真や動画・URLを添付することもできます。

そして文字を中心としたSNSである関係から、ノウハウや知識を提供する商品やサービスの紹介に適したSNSになります。

フォロワーとの交流で信頼を得る

Twitterのポイントは、フォロワーとの交流をしやすい事。積極的に交流することで、そのアカウントを運営しているのが”どんな人”で、”どんな専門性”を持ち、”どんな情報”を提供しているのかを伝えられます。

特に情報というのは見た目で魅力が伝わらない以上、”どんな人が提供しているのか”という点が重要になってきます。なので、例えば書籍や情報商材を紹介・販売する際は、投稿によってユーザーの関心を惹きながら、交流する事で信頼性を高め、売り上げに繋げるといった流れになります。

商品を紹介するInstagram

ぱっと見の魅力が重要

Twitterが文字媒体中心のSNSであれば、Instagramは写真が中心となるSNSと言えます。プロフィールページや投稿が表示される時は、各投稿の一枚目の写真がまず目に入ります。それ故に、その１枚目の写真でどれだけ関心を惹けるかが重要になります。

そして写真が中心となるSNSである為、視覚的に魅力を伝える事に強みを持ちます。故に、アパレルは勿論、建築関係のブランディングや、マイナビに代わる求人ツールとしても使えます。

ポイントを押さえて写真を撮る

Instagramにおいて関心を惹くというのは、一般的によく言われる”映え”のみを意味する訳ではありません。正確には、”世界観を表現する写真”というのがポイントになります。

世界観とはどういった意味なのか。例えば、投稿の写真一枚目には必ず、商品を使う人を撮影する。一つの投稿で内容を完結させるのではなく、一つは”トップス”、一つは”パンツ”、一つは”シューズ”という風に内容を分け、3つを連続で投稿する事で”1日のコーデ”という内容を完結させる。どんな所にこだわりがあるのかを写真で表現するのが、重要になります。

そして世界観を表現する写真を撮る為のポイントとして、海の水平線や机・廊下などが伸びる線を活用したり、普段の生活からは見ることのないアングルで撮るなどがあります。

爆発力の高いTikTok

情報を読み飛ばさせない動画媒体

TikTokはショートムービーが中心となる、爆発力の高いSNSになります。TikTok単体ではまだ収益化することはできませんが、その代わりに爆発力を活かして商品を広く紹介し、そこからアフィリエイト報酬などを得る使い方ができます。

TikTokの特徴として、アカウントを始めたばかりの状態でもある程度の再生数を確保できるシステムになっています。なので、YouTubeで登録者が増える前の状態では、300回再生を得るだけでも大変ですが、TikTokなら少ないフォロワーでも一定数までは表示され、その際に反応が良ければ更に表示されやすくなるというシステムとなっています。なので、始めたばかりでも反応の取りやすいSNSと言えます。

また、動画媒体の特徴として、動画最初でユーザーを惹きつける事ができれば、文字だけでは表現できない圧倒的な情報量を伝える事ができます。また、WEBでは読者が読みたい部分しか中々読んでもらえませんが、動画であるTikTokなら投稿者が伝えたい事をスキップせずに見てもらいやすいです。

属人性を高めて”その人”のファンになってもらう

SNSは全体的にそうですが、TikTokは特に属人性の高いSNSになります。属人性とは、ユーザーが動画を視聴する時に、好きなカテゴリーだから見るのではなく、好きな人の動画だから見るといった、クリエイターに惹かれて動画を視聴する性質を指します。

基本的に、アカウントの方向性からずれた事をすると、多くの場合は途端に視聴回数が落ちてしまいます。しかし、HIKAKINさんのようなクリエイターにファンが付いていれば、音楽系をやっても、料理系をやっても、ゲームをやっても、何をしてもファンがついてきてくれます。そして、属人性の高いアカウントとはファンから高い信頼を得ているため、商品を紹介した時にクリエイターを信頼して購入してくれる様になります。