Twitterでフォロワー1000人を目指す3つのポイントとは?
昨今、SNSの市場は急成長しており、2025年にはその規模が1兆1,171億円にもなると言われる中、単なる趣味だけではなく、ビジネス目的としてもSNS重要な存在となっています。
しかし、単にビジネス目的でSNSを活用すると言っても実際、どの様に運用すれば、収益に繋がるのでしょうか。
結論から言うと、それはSNSによって異なります。
なので、今回はTwitterにフォーカスを合わせ、Twitterをビジネス目的で活用するべく、多くの人にとって最初の壁となる“フォロワー1000人”について、重要なポイントを紹介していきます。
大前提:最初の壁はフォロワー1000人
SNSをビジネス活用する上で、やはり注目したいのはインフルエンサーという存在。
多くのフォロワーを抱える彼らは、企業から案件を受けたり、自身が売りたい商品を買ってもらうことで、大きな収益を生み出している訳ですが、インフルエンサーの中にも、マイクロインフルエンサー、ナノインフルエンサーなど、抱えるフォロワー数によって異なる括りがあり、目的によっては、50万人を抱えるセレブリティよりも、ナノインフルエンサーの方が賢い選択となる事もあります。
画像はhttps://martechlab.gaprise.jp/archives/klear/16061/より
なので、どの辺りを目指すかは、収益化の目標によって決めてもらうとして、その前にどのレベルを目指すにしても、最初の壁となるのが“1000人”という数になります。
1000人になるまでの道のりは、地道で面倒な作業や、積極的なアクションが求められるからです。
今回は、「では、どの様にすれば1000人を達成出来るのか?」というテーマで、重要な3つのポイントをご紹介していきます。
ポイント1 集めたいフォロワーをターゲティングする
どんなことに興味のある人を集めたい?
“フォロワーを集めたい→人が興味を持ってくれそうなツイートをする”というのはよくある発想ですが、実際はそれだけではフォローされません。
訪問者がフォローしたくなるツイートをしていくには、しっかりと読んでもらいたいターゲットを決めることが重要となります。
実はマーケティングにおいては、不特定多数の人よりも特定の人に的を絞った方が反応を得られやすく、Twitterも同様にターゲットを絞り込むことがフォロー率を上げることに大きく貢献します。
なので、まずは”どんな人を集めたいか”を定めましょう。
ターゲットを絞ることで、後ほど紹介する”共感性の高いツイート”も作りやすくなります。
女性それとも男性?趣味は?
前章でターゲティングの重要性をご説明させていただきましたが、では具体的にどうやってターゲットを絞れば良いでしょうか?
やはり一番分かりやすいのは、ジャンルや趣味などによって絞る方法です。
他にも、男性中心にするか?女性を中心にするか?などより多くの要素で絞り込むことでツイートの書き方も変わってきますので、最初の段階でなるべく具体的なターゲットを定めましょう。
その他、仮に同じ音楽に興味のある人が集まっても、年齢によって、母はTRF(今の親御さん世代)が好き、娘はAdo(比較的若い世代)が好きなど、好きなアーティストが変わったりもしますよね。
なので、ターゲティングを行う場合は、まず「性別・趣味・年齢」などで絞り込み、さらに細かい分類をしていきましょう。
ポイント2 Twitterはコミュニケーションツールby東急ハンズ
インスタと違い、それほどカリスマ性は重要ではない
「#手羽先ヤメレww」を始めとして、フォロワーと距離感の近いアカウント運営をしていることで、SNS運用に関する書籍も出版されている東急ハンズさん。
その書籍の中で語られている事の一つとして、インスタは一般的に“写真の綺麗さ”=いわゆる“映え”が重要視されますが、
Twitterは、フォロワーとのコミュニケーションツールとしての意味合いが強いと書かれています。
リアルタイムさが重要
東急ハンズは全国規模で店舗展開し、東急不動産ホールディングスのグループ事業として莫大な経済力と影響力を持っている訳ですが、Twitterではそれを感じさせない運用をしています。
例えば、ツイートに使う写真も、カメラマンが撮った綺麗な写真ではなく、Twitter担当者が自身で撮ったものを使ったり、ツイートをストックしたりや予約投稿もせず、出来るだけリアルタイムに投稿することを目指しているそうです。
ツイートで重要なのは、やはり人の心を感じることなので、担当者の”人間らしさ”に共感したフォロワーとのコミュニケーションが頻繁に行われています。
この例は、Twitterにおいては「リアルタイムさ」や「人間らしさ」が重要なポイントになることを分かりやすく示しています。
自分がして欲しい事を押し付けない
ビジネス運用でTwitterを運用する時、よく見る光景として、「リツイートよろしくお願いします」「〜興味ありませんか?」といった、フォロワーにアクションを求めるツイートがあります。
こういったツイートの仕方は、企業のTwitter運用においてはナンセンスになる場合もあります。
日常生活に置き換えてみても、常に人に要求してばかりの人は好かれませんよね。
人は基本的に強要されると抵抗感を示す生き物。
具体的なアクションを直接的に求めなくとも、本当に共感できる内容であれば、「リツイートしてあげよう」と思ってもらえます。
フォロワーに何かを求めすぎると、「商売でやってる」と思われ、フォロー解除されるリスクが大きくなりますので、なるべく「自発的にRTしたくなる様な発信」が出来る様に、情報発信スキルを磨いていきましょう。
ポイント3 共感性の高さを意識する
フォローする時に見られる所1:ツイート内容
さて、ここまで幾度となく“共感性”というワードに触れてきましたが、ここからは具体的な「共感してもらえる方法」について説明していきます。
初めてアカウントを訪問した人がフォローするか判断する時、最も重要視されるのは「ツイート内容」です。
ツイートを見ることで、“どんな事に興味があるのか”、“どんな意見を持っているのか”などを無意識的にチェックしています。
そして、自分と同じ物事に関心があり、“同じ意見を持つ人=共感できる人”としてフォローする事になります。
なので、共感性を得るためのポイントとしては、“自分がどんな事に興味と意見を持っているか“を表現する事が大切です。
ただ、意見をツイートする場合は、反感を買うリスクがあることを理解した上で行って下さいね。
フォローする時に見られる所2:自己紹介欄
Twitterでフォローするしないを判断する指標としては、プロフィールも重要です。
人がフォローかを判断するのは、主に「ツイート内容」と「プロフィール」が9割以上を占めると思ってください。
特にプロフィールは、訪問して一番最初に目にする部分でもあるので、キャッチーな肩書きや言葉を入れ、「自分が”何者であるか?」「どんな事が出来るのか?」などを入れておくと非常に効果的です。
例えば“シンママ担当者が仕事と子育てを両立する知恵を発信中“と書けば、
同じ境遇や家庭環境に身を置く人が共感し、高確率でフォローに繋がるでしょう。
まとめ【Twitterではターゲットを絞り、共感してもらうことが大切】
いかがでしたでしょうか?
今回はTwitterでフォロワー1,000人を達成するための3つのポイントをご紹介しました。
Twitterは誰でも簡単に使うことができ、両方使った私としても、インスタグラムよりもハードルが低いです。
なので、しっかりとターゲットを定め、共感性を感じてもらえる運用を行うことで他のアカウントとの差別化を図っていきましょう。
今回の記事が、参考になりましたら幸いです。では、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。