5分で解説するCTAにおける読者から行動を引き出す極意

ブログやWEBサイトには欠かせない存在、それが今回ご紹介するCTA。特に大手のサイトでよく見かける”無料会員登録”や”資料請求”と書かれたボタンが、このCTAにあたるのですが、これはどう言った意味があるのでしょうか。また、このCTAを効果的に活かすには、どの様なことがポイントになってくるのでしょうか。

CTA(Call To Action)とは?

読者を特定の行動へと誘導する仕掛け

Call To Actionという英語の頭文字からきているCTAとは、ボタンや画像などを配置して、読者がアクションを起こす為の工夫になります。通常、読者は記事を読むだけで、ブログに対してアクションを直接起こす事はありません。しかし、CTAを用意することで読者の関心を惹きつけ、ブログ運営者の欲しい情報が得られる様になります。

WEBサイトには欠かせない存在

CTAの1番の目的は、コンバージョン率を上げる事にあります。

例えば、読者が資料請求するための窓口を用意するのであれば、ボタンを配置しなくても「ダウンロードリンクを貼っておけばいいじゃん」という話になります。しかし、ダウンロードリンクをパッとみただけでは、それが何を行う為のものか分かりにくく、見逃してしまう可能性もあります。

CTAの本質は、色や形を見ただけでその道具の使い方がわかる、アフォーダンス理論という心理学にあります。ダウンロードリンクだけでは、読者にそれをクリックさせたいのかどうかが全然伝わりません。アピール出来ていないと言った感じですね。なので、CTAを意識してボタンにすることで、読者には”クリックして貰う為にある”というのがパッと見ただけでも理解しやすくなるのです。

なので、CTAを意識してボタンや画像を用意することで、コンバージョン率が挙げやすくなるのです。

効果的なCTAのポイント

アクションを明確にする

ポイントの一つ目は、それがどんなアクションをする為のボタンなのかを、読者が分かるように明確にする事です。

例えば、資料請求用のボタンを用意した時、「このボタンをクリック」と書かれてもその意図が伝わるでしょうか。読者にとっては「クリックして・・・何?」という反応になってしまいます。故に、それが何のボタンなのか分かりやすくするために、「資料請求はこちらから」と、ダイレクトに伝わる文字にする必要があります。

また、ボタンの形であれば大抵の人は、「ボタンはクリックする為にあるもの」と認識しています。なので、ボタンを配置するのであれば、変なこだわりを見せずに、シンプルで誰が見てもボタンだと分かりやすいデザインである必要があります。

逆に、画像を利用する場合は、読者はほとんど「画像はクリックする為ではなく、見る為にある」と認識しています。なので、画像をボタンの代わりにする時は、「こちらをクリック」と分かりやすくする必要があります。

選択肢を絞る

ポイントの二つ目として、選択肢を増やしすぎない事があります。

選択肢がある時、読者はクリックする前に「どれをクリックするべきか」と考える必要性が出てきます。その答えが分かりやすく、明確であればそこまで大きな問題ではありませんが、分かりにくくて悩むような選択肢になってくると、せっかくコンバージョン率を上げる為にやってるのに、逆効果になってしまう事もあります。これを、人間の心理として決定回避の法則と言います。

例えば、スーパーにはあえて売れづらい商品を置いているのだとか。なぜかというと、全ての商品がおすすめで売れ筋だと、消費者は「どれを買うべきだろうか」と迷ってしまい、結局買わない事になってしまうことも多いからです。

CTAを意識するのであれば、選択肢は基本的に1つが好ましいです。

目につきやすいデザインにする

ポイントの三つ目は、背景に同化せず目につきやすいデザインにすること。

せっかくコンバージョン率を上げるのに、サイトの背景に紛れてパッと目に止まりにくいボタンになってしまうと、むしろ逆効果であると言えます。故に、ボタンや画像は大きく表示し、背景の色と同系色を使わない、他の場所でも使っている色を使用しないなどが挙げられます。特に「他の場所でも使っている色を使用しない」は、ウィンドウに表示される中で唯一ボタンにのみ赤を使用している程度が、好ましいと言えます。

まとめ

コンバージョン率を上げることは、サイトを運営する上で最も重要なことであると言えます。アフィリエイトであれば売上につながりますし、会員登録やメルマガ登録であれば、顧客リストがどんどん集まってきます。故に、コンバージョン率を上げる為にも、読者がアクションを起こしやすい為の工夫が必要になります。それが、今回ご紹介した「CTAとは何?」でした。サイトの目標達成にぜひ活用してみてください。

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