インフルエンサーマーケティングとは?今始める3つのメリットをご紹介

SNSが登場してからメジャーな存在となったのが、高い拡散力・影響力を持つインフルエンサー。そしてそのインフルエンサーを活用したのが、インフルエンサーマーケティングですが、具体的にはどんな事ができるのでしょうか。今回は、なぜ今インフルエンサーマーケティングを始めるべきなのかについて、そのメリットをご紹介していきます。

そもそもインフルエンサーマーケティングとは

SNSに触ったことのある人なら、「インフルエンサーマーケティングとは」について、大体の人がなんとなく理解しているかと思います。ですが、ここではそのイメージをより具体的にする為に、まずその本質について触れていきます。

インフルエンサーマーケティングとは、ユーザーの助けになる情報発信をし、一つのカテゴリーについて専門性・権威性・共感性を感じてもらう事で、ファンとなるフォロワーを獲得する。そして、フォロワーに向けて、信頼できる情報や商品を紹介することで、運営者は”フォロワーからの信頼”を糧として収入を得る。これが本質であると言えます。

なので、多くの方にとっては「インフルエンサーマーケティングとは、沢山フォロワーを集めること」という認識を持たれていそうですが、それは本質ではありません。フォロワーは、信頼できる・役立つ情報を発信するから、結果として増える物です。直接的な目標ではありません。

そして、インフルエンサーマーケティングでは、仮に少ないフォロワーであったとしても、フォロワーからの信頼が高ければ高いほど、運営者の言葉を信じて商品やサービスを購入してくれるようになります。だから、フォロワーそのものを増やす事が重要ではなく、信頼できる情報を発信するのが重要なマーケティングになります。

SNSで物が売れる時代になったから

今インフルエンサーマーケティングを始めるのか、その理由を端的に挙げるならば、SNSで物が売れる時代になったからです。

こう表現すると、懐疑的に思われる方も多いでしょう。しかし、考えてみればシンプルな話なのです。ここで一つのキーワードである、UGCについて触れていきましょう。UGCとは、「一般ユーザーによって作られたコンテンツ」という意味であり、具体例を上げるなら口コミやAmazonの評価の事です。企業やテレビではなく、ごく一般的な方が”使った感想”を紹介すれば、それがUGCとなります。

ネットが普及した今、多くの方は企業による情報よりも、その商品を使った口コミなどをチェックすることで、「これは良い商品かも」と判断する傾向にあります。そして、口コミがUGCに当たるわけですが、SNSでの情報発信もUGCに近い側面があります。アカウントの運営者が、「この商品使ったけど、悩みが軽減された」という口コミ(=投稿)をSNSであげれば、その口コミをみた同じ悩みを持つ他のユーザーも、「ちょっと試してみようかな」と思うきっかけになります。それはUGCを情報源・判断材料にする人が多いからです。アカウントの運営者が行う情報発信が、より信頼されているほど、口コミというUGCを見て、商品の購入検討者が増える。だから、SNSで商品が売れるのです。

情報を届かせやすい

なぜ今インフルエンサーマーケティングを始めるのか、その理由の二つ目が、情報を届かせやすいからです。

ネットが普及して、日本に住むほとんどの人がスマホを持っている現在、様々な方法で広告を出す事ができます。Google広告をはじめとして、LINE広告やYouTubeなど、ほとんどのプラットフォームで広告を出す事ができます。しかし、その大半は非常にお金がかかる割に、あまり効果が期待できない広告となっています。なぜかというと、大半の広告の料金システムは”オークション方式”をとっているからです。

オークション方式とは、広告を出すためのキーワードやターゲットが同じ所に集中するほど、そのキーワードやターゲットに広告を出すための費用が吊り上がっていく方式のこと。広告の効果自体や表示回数は変わらないのに、単価だけ上がっていく。それがオークション方式なのです。なので、一般的なネットの広告を出そうと思ったら、費用がかかる割に十分に情報を届ける事ができないのです。また、現在では多くの人が「これは広告だから」というのを理解して、信頼されずらくなっているのも、費用対効果の悪い理由です。

対して、SNSを活用するインフルエンサーマーケティングでは、まず費用がかかりません。しかし、SNS上での活動を活発に行うほど、情報はより狙い通りの人に、沢山みられていくようになります。つまり、費用がかからないのに目的の人へ情報を届かせやすい。それがインフルエンサーマーケティングなのです。

もちろん、SNSでの活動で成果を出すためには、費用がいらない代わりにこまめな更新や長期間の運用が必要となります。なので、十分に費用を出せる企業ならGoogle広告の方が良いでしょう。しかし、先ほども上げたように、現在ではネット広告の存在が広く理解されているため、やはり情報を届かせやすいのがインフルエンサーマーケティングの特徴です。

信用されやすいコンテンツを作れるから

そして三つ目の、今なぜインフルエンサーマーケティングを始めるのか、という理由ですが、先ほどUGCの話を上げたように、信頼されやすいコンテンツを作れるからです。

商品を購入するときは、やはり信頼できる情報が必要です。例えば、”BOZE”というブランドを選んでスピーカーを買うのも、そのブランドの事を知っていて信頼しているから。UGC(口コミ)を信頼して商品を買うのも、企業の情報より一般ユーザーの感想を信頼しているから。そして、インフルエンサーマーケティングでは、長期間かけて情報発信を行うことで、企業が持つブランドを信じるのと同じように、運営者のアカウントを信頼してもらいやすいのです。

企業が行う情報発信は、多くの方がその本音や裏側を隠していると思っています。それに対して、SNSで情報発信を行うインフルエンサーは、比較的身近な存在であり、その思想や考えを反映させやすい所にあります。インフルエンサーの好みや考えに基づいて情報発信をしていくと、同じ好みや考えを持つ他のユーザーに信頼されやすくなります。故に、SNSでは信頼されやすいコンテンツを作れるから、インフルエンサーマーケティングを始める強いメリットになるのです。

まとめ

インフルエンサーマーケティングは、ただ沢山フォロワーを集めて何かを紹介すれば良いわけではありません。フォロワーを集めるにも、ユーザーの信頼を勝ち取る必要があります。なので、最も重要なのは”フォロワーを集める意識”よりも、”フォロワーの為になる情報を発信する意識”です。これさえできれば、今回ご紹介したメリットが得られるようになります。

インフルエンサーマーケティング自体はSNSが無くならない限り続くビジネスです。これからの時代はますます注目を集めるはずですから、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

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